ソ連製NPNゲルマニウムトランジスタ
MP38
.model mp38 NPN(Is=4.71e-11 Bf=60 Vaf=29.5 Vjc=0.28 Vje=0.28 Cjc=50p Cje=10p)
ISとVafのみ落ちている計算式に入れて計算
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ソ連製NPNゲルマニウムトランジスタ
MP38
.model mp38 NPN(Is=4.71e-11 Bf=60 Vaf=29.5 Vjc=0.28 Vje=0.28 Cjc=50p Cje=10p)
ISとVafのみ落ちている計算式に入れて計算
まともに動くヘッドホンアンプのパターンがやっと引けたのでうp。
HPA_01
とりあえずPDFにしました。
解説
オペアンプで10倍にしてからダイヤモンドバッファで受けています。
電流を大きく取れるようにダーリントントランジスタを使っています。
部品指定
R11 R12は酸化金属抵抗などを使ってください
2SD2560と2SB1647については大きなヒートシンクを付けてください。
秋月電子様で揃う部品で構成しています。
電源
+12と-12の正負電源を用意してください。
動作時は片チャンネルに付き85mA流れますので両方で170mA流れます。
熱暴走しますので放熱には注意してください。
サンハヤトのクイックポジ基板で試作しようと思ったら派手に失敗したので、テストデータをメモしときます。
現像液の濃度が間違っていました。
嘘データなので作り直し。
第1回目
製造日:2014/08頃
作業日:2015/01
露光機:サンハヤト BOX-S3000
OHPシート:A One 27077
プリンタ:キャノン
クランプ:サンハヤト PKC-120
基板:NZ-E43K 100x150mm ガラスコンポジット1.0t
露光時間:50秒
現像時間:8分ぐらい
結果:問題なし ゴミみたいな溶解できないスポットが残りました。
デザインルール
Default:クリアランス0.5mm 配線幅0.8
Power:クリアランス0.5mm 配線幅1.0
ベタのクリアランス0.6mm
製造日:2014/08頃
作業日:2015/05/21
露光機:サンハヤト BOX-S3000
OHPシート:A One 27077
プリンタ:キャノン MG5630
クランプ:サンハヤト PKC-120
基板:NZ-E41K 100x100mm ガラスコンポジット1.0t
露光時間:70秒
現像時間:1分30秒ぐらい
結果:問題なし
製造日:2015/04頃
作業日:2015/11/03
露光機:サンハヤト BOX-S3000
OHPシート:A One 27077
プリンタ:キャノン MG5630
クランプ:ガラス板
基板:NZ-E15K 150x200mm 紙フェノール1.6t
露光時間:65秒
現像時間:2分ぐらい
結果:失敗(露光不足)
海外の基板作成会社はいくつかありますが、最近Geeetechを使う事が多いので注文方法のメモを置いときますね。
基板CADはKiCADです。
KiCADの場合はガーバーデータ出力機能でそのまま入稿できます。
下記オプションにチェックを入れます。
ガーバーデータの出力をしてから、ドリルデータの出力をします。
生成されたファイルとりあえずzipで固めます。
それからKiCAD付属のビューワで見れることを確認します。
次にGeeetechでユーザー登録を済ましておきます。
トップページ左下にFusion PCB Serviceがあるのでクリックします。
2層か4層か出ますので、作りたい方を選びます。
基板サイズやガーバーデータのアップロード、厚み、メッキの種類、シルクの色などを指定してからカートに入れます。
後はPaypalで決済したら終わりです。
ちなみに香港郵便の書留かDHL選択でき、送料の目安としては郵便だと約15ドル、DHL約29ドルとなっておりますが、DHLも遅いですので期待しないでください。
基板製造外注なんてプロがすることだと思ってたけど意外に簡単です。
ちなみにデータが変だったら英語でメールが来ますので安心です。
12/15現在では香港発の貨物は郵便とDHL共に大幅遅延しているようです。理由は知りません。
LTspiceでシミュレーションしてKiCADで基板作れば最低限の試作で完成基板作れますね。
(しかも無料ソフトで完結です)
高いヘッドホン買ったけどこんな音のはずが!?とお悩みの方へ。
携帯電話やPC、ヘッドホンアンプの出力をつなぐだけでヘッドホンが持つ本来の力を発揮します。
という宣伝はこんなところで…
実のところオペアンプ直結なヘッドホンアンプですと、低能率ヘッドホンの負荷容量が大きすぎて発振気味になったり電流不足でうまく鳴らないことが多いようです。
単純にインピーダンスだけの問題じゃなくてケーブルの長さとかで色々問題になるようです。(あんまり詳しくない)
今回製品化を予定しているこのアンプですが、低能率ヘッドホンのバッファとして使用するためボリュームはついていません。
携帯電話やPCなどの方で音量制御するようにしています。
昔の記事ですごく適当な事書いてますが、PC直結でAKG鳴らすと低音だけ出てないのでは?という事を感じていました。
(その頃http://shirokuma-industry.com/wordpress/?p=1043)
制作背景なんですがうちのAKG K701も音がイマイチで、なんとか解決すべく前回はエミッタフォロアをくっつけたアンプを作っていましたが動作に難がありましたので作りなおしていました。
問題というのもエミッタフォロアの発熱が気になるのと、エミッタフォロアの待機電流のせいでDCDCコンバータの容量を超過しているように見えるためです。
あと待機電流をかなり増やさないとクリップしてしまい、そうするとさらにDCDCコンバーターの容量を超えてしまうという問題を抱えていました。
というわけでエミッタフォロアをやめてプッシュプルバッファに変更して新しく作りなおしました。
なんか変なトランジスタ付いてる…
ソ連時代のゲルマニウムトランジスタが手に入ったので、これでダイアモンドバッファを組んでいます。
なにげにソ連軍仕様です。
ただしゲルマニウムですのでhfeが相当低く、1段ではいまいちだったので2段にしています。
元々1段で試作したんですがあまり良くなかったので…
ゲルマニウムということでボケた音かなと思っていましたが、そんなことはなくシャープに鳴ります。
前段に置いているオペアンプによって大きく音が変わるので、色々お好みで試せます。
今どきゲルマニウムのヘッドホンアンプなんて無いと思いますので、ぜひこの音を試してください。
これは試作基板なので色々とパターン間違いありますが…
パターン修正終わったらキットか完成品の販売をしたいと思います。
本番基板で作ったら発振止まらなくなってオワタ・・・
orz
本製品はTexas Instruments社の高精度低ノイズオペアンプOPA627BPを8PinDIP変換基板に2個両面実装したものです。
基板が大型なためベンチャークラフト社製品などスペースに余裕が無い機器には組み込みができません。。
金プラチナ入りオーディオ用最高級鉛フリーはんだ「プラチナゴールドニゲガス040」を使用して実装しております。
実装後は洗浄を行い、試験装置で動作を確認してからに静電気防止包装を行っております。
本製品はデュアルオペアンプ仕様となっておりますので、LM358やOPA2134、NJM4558などのデュアルオペアンプの交換品として使用できます。
シングルオペアンプとはピン配置が違うので使用できません。
逆方向に差し込みますと、破壊されますので差し込む方向をご確認の上ご使用ください
挿し間違いによる故障については、返品対象外ですので予めご了承ください。
また、本製品は静電気に敏感なため作業前に静電気の除去をお願いします。
(静電気は水道管やアースに触れると除去されます)
スペック
入力電圧ノイズ密度:4.5nV 10kHz時
ゲイン帯域幅:16MHz
スルーレート:55V/us
動作電圧:± 4.5 – 18V
Unity gain stable
FET入力 Difetテクノロジー採用
非常に高性能なオペアンプで医療機器などプロ用オーディオ機器向けオペアンプです。
※オペアンプの交換による機器故障の保証は行いません。
※本製品は再生品を選別して製造しています
ご購入はこちらから(Amazon.co.jp様に委託しております)
Galileo Gen2 の Fast GPIOについて
環境
windows 7 x64
Arduino1.5.3 Intel1.0.4
下記コードで出せるPinのオンオフの繰り返しは、最大約2.3uSecが最短のようです。
Gen1は触ったことが無いのですがかなり高速化されたようですね。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 |
void setup() { // put your setup code here, to run once: pinMode(2,OUTPUT); } void loop() { // put your main code here, to run repeatedly: digitalWrite(2,HIGH); digitalWrite(2,LOW); } |
更に早くする方法があるそうです。
参考:http://www.emutexlabs.com/component/content/article?id=203:getting-started-with-intel-galileo-gen-2
下記コードで試すと1.46uSecでした。周波数で表すと680kHzです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 |
void setup() { // put your setup code here, to run once: pinMode(2,OUTPUT); } void loop() { // put your main code here, to run repeatedly: //digitalWrite(2,HIGH); fastGpioDigitalWrite(GPIO_FAST_IO2, HIGH); //digitalWrite(2,LOW); fastGpioDigitalWrite(GPIO_FAST_IO2, LOW); } |
さらに下記コードだと最大336nSecまで短縮できます。周波数でいうと2.9MHzです。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 |
void setup() { // put your setup code here, to run once: pinMode(2,OUTPUT); } void loop() { unsigned long snapshot = fastGpioDigitalRegSnapshot(GPIO_FAST_IO2); while(1){ snapshot ^= GPIO_FAST_IO2; fastGpioDigitalRegWriteUnsafe(GPIO_FAST_IO2, snapshot); } } |
しろくま製作所へようこそ Welcome to Shirokuma-industry
本サイトではオーディオ向けオペアンプの通信販売を行っております。
ご購入につきましてはAmazon.co.jp様よりお求めできます。
ご購入はこちら
※電話に出られないことが多いため、メールでのお問い合わせをお願いします
●コメントについて
海外のスパムコメントが多いのでコメント投稿を一時的に停止しています。
大変お手数ですが、連絡をとりたい方はメールでお願いします。
●商品の適合に関する注意事項
ベンチャークラフト社製品については小型基板採用品のみ適合します。
通常サイズの基板(白色)や大型基板の物は使用できません。
個別の製品適合についてはご案内しておりません。
当サイトで掲載している製品では、変換基板に実装している製品があります。
代表例としてはSOP8をDIP8に変換している製品がございます。
DIP8場合、小型のアンプに組み込むことが多いと思いますので、当ページで必ず寸法を確認の上、お客様が所有されている製品に実装が可能かご確認ください。
SOP8をDIP8に変換した製品の寸法について
二枚実装している製品も同一寸法です。
ピンの太さはDIP8のソケットに刺さる太さとなっています。
*製品写真例
高さ:11.2mm
幅:10mm
奥行き:10mm
TO-99(1個)をDIP8に変換した場合の寸法
この場合はDIP8より背が高くなりますので、PC用のPCI-Eバスに実装するサウンドカードの場合装着ができない場合が多いです。
高さ:20mm
幅:12mm
奥行き:12mm
TO-99(2個)をDIP8に変換した場合の寸法
この場合はDIP8より背が高くなり、横幅もありますので必ず実装するスペースがあるか確認して下さい。
高さ:17~19mm
幅:28mm
奥行き:12mm
DIP8変換基板の小型パッケージの場合
この場合は従来のDIP8変換基板の物より大幅に小型となります。
※右下青い基板の物が対象です。
特にスペースに余裕が無い筐体への組み込みに最適です。
高さ:9mm
幅:10mm
奥行き:10mm
※2015/07/02 内容を更新しました
とある場所でOPA627SMが販売されていたので買ってみました。
そして届いたのがこれ
結論から申し上げますと、これは偽物でした。
判定するために矩形波応答試験をします。
(ゲイン11倍、 負荷抵抗1kΩ)
偽物10k
偽物100k
偽物500k
本物500kHz波形
波形から分かる通り、偽物は周波数特性が大きく劣るため矩形波が再現出来ていません。
ちなみに本物のOPA627BMはこんなのでした。
違いは、蓋の下側が金メッキで足も金メッキ。
ちなみに今回の偽物と同じ刻印の物が某所で大量に出ているので、同一刻印のは買わないほうがいいです
偽物判定について
売店においているOPA627AU両面実装品ですが、矩形波応答テスト済みの物です。
測定条件ですがゲイン11倍の非反転増幅回路に100kHzの矩形波を入力し、出力をオシロスコープで確認しています。
抵抗値で判断しないのはSOPだとプローブが当てにくいことと、個体差があって判断に迷うためです。
外見判断の場合だとロットによって刻印がまるっきり違う事が多く、何が信用できるかわかりません。
測定波形ではリンギングやオーバーシュートなど特有の波形が出るので一目瞭然です。
ちなみに偽物が多いのは下記品種です。
LT1028 メタルキャン
AD744 メタルキャン
MUSEシリーズ
MUSE系は既存製品をベースに改良していると思うので、ベースとなってる製品をリマークされた場合はちょっと調べた程度だとわからないような気がします…
Pin間の抵抗値でOPA627の偽物判定できるようですのでので手持ちを測定してみました。
使用したテスター:Agilent U1253A
OPA627AU
1-5 51.7k
1-7 25.9k
5-7 25.8k
1-4 85M
4-5 82M
OPA627BP
1-5 60.6k
1-7 30.5k
5-7 30.1k
1-4 115M
4-5 114M
OPA627BM
1-5 45.9k
1-7 22.7k
5-7 23.2k
1-4 230M
4-5 238M
所詮DMMでの測定ですので厳密ではありません。
何十MΩの部分は単純にパッケージの絶縁抵抗のような気がしますね。
1-5の抵抗値に対して1-7と5-7は半分という傾向はあるけど個体差あるから、あくまで参考情報という感じですね。
測定条件としてはブレッドボードに挿して、ワニ口プローブでジャンパワイヤー経由で測定しました。
あくまで参考値です。