SounDroid VANTAMを購入しましたので、使用できるオペアンプを検証しました。
※まだ書きかけです
バランス出力も付いてるので、頑張って2.5mm4極→XLR4Pinメスケーブルも作ってHD800で聞いたりしてました。
このケーブルって売ってそうでなかったりします…
(Amazonで探しただけですけど)
2.5mm4極は半田付け難しいです。
検証構成
光SPDIFで入力
ヘッドホン出力にオシロスコープとダミーロードを接続
使用したヘッドホンはAKG K812
オペアンプの電圧は±5Vでした。
2回路品が必要
デフォルトはLME49860
筐体が狭いので小型基板を採用している物以外は一切使用できません。
※下記検証結果は動作を保証するものでは有りません
まずは使えないオペアンプ
OPA637
ADA4637
LT1128
これらのオペアンプは発振しましたので使用できませんでした。
使えたオペアンプ
THS4631
THS4601
THS4012
THS4032
THS4062
OPA827
OPA627
OPA2211
OPA1602
ISL55002
LT1028
OPA656※注意が必要
幅広く使えたので驚きました。
THS4601あたりはだめだと思ってました。
ISL55002は動く機器がなかったので今回初登場です。(本当は販売する予定でしたが…)
なんと驚きのOPA656が登場です。
OPA656は動作電圧が±5Vで、使える機器はかなり限られます。
そういうこともあり、検証用としては保有していましたが販売する予定はありませんでした。
今回機器の電圧が±5Vでしたので試してみたところ、動作しました。
ただし、結構熱くなるので長時間使用した場合の影響はわかりません。
テスト時間は20分以内です。
●OPA656の感想
動く機器がないので伝説?になっているオペアンプで、どのように良いのかわかりませんでしたが、OPA659で作ったアンプと似た傾向がありました。
上手く説明できませんが、空気感がありました。
明瞭感とかクリアとかに近いような気もしますが、空気感といったほうがしっくりくるかもしれません。
OPA656の注意点
動作電圧が±5Vです。(電圧差は10Vまで許容されます)
USBが規格上5Vなので5Vで動作しているはずだという書き込みを見かけますが、内部電圧はDC/DCコンバータで昇圧できるので関係ありません。
高速オペアンプで発振しやすいため、機器によっては動作しない可能性があります。
OPA656の両面実装品は13000円で受注いたします。
納期は2週間となります。
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