rsyslogの設定(CentOS6.3)

今更ながらなんですが、現代版Skyrimと呼ばれているGTA4のSteam版をダウソしたのですが、キーサーバーに接続できませんと表示されてプレイできないわけですよ。
QA見ていると、キーの発行が間に合ってないからです的な事と、ルーターの設定ミスですとか書いてあるわけです。
こりゃルーターにDebugモード指定してSyslog見るしか無いぞと思って、rsyslogの設定をやり直したのが以下の記録です。

インストールした環境
OS:CentOS 6.3 64bit
カーネルバージョン:2.6.32-279.11.1.el6.x86_64
本体:ThinkPadX61

ルーター側設定
管理人はヤマハのRTX1000を使用していますので、以下のコマンドでsyslog転送を設定をしました。
ここではRTX1000のsyslogファシリティをlocal5としています。
以下のコマンドはRTX1100やRTX1200などでも使用できます。(もっと上位機種でも使えるはず)
syslog host 192.168.1.1
syslog facility local5

CentOS側
# touch /var/log/tokyo_router_rtx1000.txt

rsyslog.confを以下のように書き換えます。
# vi /etc/rsyslog.conf

# Provides UDP syslog reception
#$ModLoad imudp
#$UDPServerRun 514

# Provides TCP syslog reception
#$ModLoad imtcp
#$InputTCPServerRun 514

↓

# Provides UDP syslog reception
$ModLoad imudp
$UDPServerRun 514

# Provides TCP syslog reception
$ModLoad imtcp
$InputTCPServerRun 514

rsyslogにファシリティlocal5の内容をどこに書き込むか指定します。
ただし/etc/rsyslog.confにインクルードされるファイルに書き込みます。
# vi /etc/rsyslog.d/105-rtx1000.conf
local5.*	/var/log/tokyo_router_rtx1000.txt

ログローテーションの指定をします。
# vi /etc/logrotate.d/syslog
以下の行を追加
/var/log/tokyo_router_rtx1000.txt

iptablesの設定を変更してTCP/UDPの514ポートを許可します。
# vi /etc/sysconfig/iptables
以下の行を追加
-A INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport 514 -j ACCEPT
-A INPUT -m state --state NEW -m udp -p udp --dport 514 -j ACCEPT

ipablesに設定をロードさせます。
# service iptables restart

local5のsyslogを/var/log/messagesに書き込まないように設定します。
# vi /etc/rsyslog.conf
*.info;mail.none;authpriv.none;cron.none                /var/log/messages
以下のように書き換えます。
*.info;mail.none;authpriv.none;cron.none;local5.none                /var/log/messages

rsyslogを再起動します。
# service rsyslog restart

うまく設定できていれば「/var/log/tokyo_router_rtx1000.txt」のファイルサイズが増えているはずです。
CentOS6.3では/etc/sysconfig/rsyslogに-rオプションはつけてはダメみたいです。
CentOS5.8までは-rオプションを付けないとダメです。

GTA4は翌日プレイできました。
原因はキーの売り切れやね。

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