速いと噂のIntel純正コンパイラを使用してみたいと思います。
非商用利用の場合は無料で使えるとのことですので、試してみましょうか
今回の条件
ホストVM環境:VirtualBox 4.1.18 r78361
ホストマシンのスペック
マザーボード:GIGABYTE EX58-EXTREME
CPU:Intel Core i7-975 Extreme
クロック倍率:30 ターボ無効化4.2GHz
ベースクロック:140MHz
RAMモジュール:Corsair CMZ12GX3M3A1600C9
RAM:12GB(4GBx3)
クライアントVM設定
RAM:3043MB
CPU:7個
チップセット:ICH9
IO APIC有効化
IDEコントローラ:PIIX4 ホストのIOキャッシュを使う
SATAコントローラ:AHCI ホストのIOキャッシュを使う
VMターゲット環境:RedhatLinux64bit
OS:CentOS6.3 64bit
非商用利用版は下記URLからダウンロードできるらしい
http://software.intel.com/en-us/articles/non-commercial-software-development/
いろいろ必要事項が聞かれるので入力していきます。
入力項目がOKならメールでシリアル番号などが届きますので、ダウンロードします。
今回使用したバージョン
「Composer XE 2011 Update 11 Linux 2011.11.339」
以下手順
とりあえずTeraTermのSCPで/rootに置いたと仮定
# mv l_ccompxe_intel64_2011.11.339.tgz /usr/local/src
# cd /usr/local/src
# tar zxvf l_ccompxe_intel64_2011.11.339.tgz
# cd l_ccompxe_intel64_2011.11.339
# ./install.sh
ここからインストールが勝手に進みます。
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初期化しています。しばらくお待ちください…
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ステップ: 1 / 6 | |ようこそ
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インテル(R) Composer XE 2011 Update 11 Linux* 版 へようこそ。
インテル(R) C++ Composer XE 2011 Update 11 Linux* 版には、堅固でハイパフォー
マンスな並列コードを構築する強力な基盤を作成できるように、ハイパフォーマンスな
インテル(R) C++ コンパイラー XE 12.1 Update 5 に加えて、インテル(R) デバッガー
12.1 Update 5、インテル(R) スレッディング・ビルディング・ブ
ロック (インテル(R) TBB)、インテル(R) インテグレーテッド・パフォーマンス・プリ
ミティブ (インテル(R) IPP)、インテル(R) マス・カーネル・ライブラリー (インテ
ル(R) MKL) が含まれています。
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このインストールには、次のステップが含まれています。
ステップ 1 : ようこそ
ステップ 2 : ラインセンス
ステップ 3 : アクティベーション
ステップ 4 : オプション
ステップ 5 : インストール
ステップ 6 : 完了
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Enter キーを押して続行するか、”q” を押して中止します。:
Enterを押します。
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必要条件をチェックしています。しばらくお待ちください…
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ステップ: 1 / 6 | オプション > オプションの必要条件の不足
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1 つまたは複数のオプションの未解決問題があります。インストールを続行する前にす
べての問題を解決することを推奨します。インストールを終了せずに、問題を解決して
再度チェックすることができます。または、インストールを終了して問題を解決し、再
度インストールを実行することもできます。
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オプションの必要条件の不足
— サポートされていない OS
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1. 不足しているオプションの必要条件をスキップする [デフォルト]
2. 問題の詳細情報を表示する
3. 必要条件を再度チェックする
h. ヘルプ
b. 前のメニューに戻る
q. 中止
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オプションを入力するか、Enter を押してデフォルトを選択してください。 [1]:
Enterを押します。
ステップ: 2 / 6 | ライセンス
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インストールを続行するには、エンド・ユーザー・ソフトウェア使用許諾契約書 (EULA)
に同意する必要があります。EULA は “more” ユーティリティーで表示されます。スペー
スキーを押すと次のページが表示され、”q” キーを押すと表示を終了します。EULA を読
み終わった後、”accept” と入力してインストールを続行するか、”decline” と入力して
前のメニューに戻ります。
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本書は、英文『End User License Agreement for the Intel(R) Software Development
Products』の翻訳です。本書と原文に齟齬がある場合は、常に原文が適用されるものと
します。
重要: ソフトウェアを複製、インストール、または使用する前にお読みください。
この使用許諾契約書 (以下「本契約書」) の条件を注意深くお読みになるまで、ソフト
ウェアおよび関連資料 (以下、総称して「本マテリアル」といいます) を複製、インス
トール、または使用しないでください。
本マテリアルを複製、配布、インストール、または使用することによって、本契約書に
同意されたものとさせていただきます。本契約の条件に同意しない場合は、本マテリア
ルをインストールまたは使用できません。
インテル(R) ソフトウェア開発製品エンド・ユーザー・ソフトウェア使用許諾契約書
1. ライセンス定義:
A. 本マテリアルは、本契約書のもとで提供されるソフトウェア、ドキュメント、
ライセンス・キー・コード、およびその他の配布物 (またはこれらのアップデートおよ
びアップグレードを含む) から構成されています。本マテリアルには、次に定める再配
布可能コード、クラスター OpenMP* ライブラリー、サンプルソースも含まれています。
B. 再配布可能コードとは、本マテリアルに含まれる “clredist.txt”、”credist.
txt”、”fredist.txt”、および “redist.txt” ファイルにリストされたファイルです。
C. 「クラスター OpenMP* ライブラリー」 とは、”clredist.txt” ファイルにリ
ストされたファイルで構成され、インテル(R) コンパイラー Linux 版 (インテル(R)
C++ コンパイラー Linux* 版およびインテル(R) Fortran コンパイラー Linux 版) に
対するインテル(R) クラスター OpenMP ライブラリー・アドオン製品です。クラスター
OpenMP ライブラリーの使用は、クラスター OpenMP ライブラリーおよびインテル(R)
コンパイラー Linux 版 (C++ または Fortran のいずれか) のライセンスを取得した
場合に限定されます。また、クラスター OpenMP ライブラリーの使用には、本契約に
定める契約条件が適用されます。
D. 「ソースコード」とは、お客様により変更されているといないとに関わらず、
~略~
13. 第三者のプログラム: 本マテリアルには第三者のプログラムまたは関連資料が
含まれる場合があります。第三者のプログラムまたは関連資料の利用については、その
ライセンス契約が適用され、インテルは一切責任を負いません。
* その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です。
2010 年 11 月
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ライセンス契約の内容に同意しますか ?
続行するには “accept” と入力し、前のメニューに戻るには “decline” と入力します。
acceptと入力してからEnterを押します。
ステップ: 3 / 6 | アクティベーション
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この製品を購入済みでシリアル番号があり、インターネットに接続している場合は、製
品のアクティベーションを選択することができます。アクティベーシはセキュリティー
で保護されており、匿名で 1 度だけ実行され、製品を使用するために必要なソフトウェ
ア・ライセンスを確認します。または、評価オプションを選択して、製品を評価した
り、後でアクティベーションを行うこともできます。ソフトウェアの評価期間は約 1
カ月です。また、インストールするシステムがインターネットに接続できない場合、ラ
イセンスファイルやライセンス・マネージャーを使用することもできます。
——————————————————————————–
1. シリアル番号を使用して製品のアクティベーションを行う [デフォルト]
2. 製品を評価する、または後でアクティベーションを行う:
3.
リモート、またはライセンスファイルやライセンス・マネージャーを使用してアクティ
ベーションを行う
h. ヘルプ
b. 前のメニューに戻る
q. 中止
——————————————————————————–
オプションを入力するか、Enter を押してデフォルトを選択してください。 [1]:
注意: Enter キーを押すと前のメニューに戻ります。
シリアル番号 (XXXX-XXXXXXXX) を入力してください。:
メールで届いたシリアル番号を入力してEnterを押します。
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アクティベーションが完了しました。
——————————————————————————–
Enter キーを押すと続行します。:
ステップ: 4 / 6 | オプション
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インストールの準備が完了しました。[インストールを開始する] を選択して、すべて
のデフォルトのインストール設定を使用するか、以下の変更オプションを選択して設定
をカスタマイズすることができます。[インストール設定サマリーを表示する] を選択
すると、設定のサマリーが表示されます。
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1. インストールを開始する
2. インストール・ディレクトリーを変更する [
/opt/intel/composer_xe_2011_sp1.11.339 ]
3. インストールするコンポーネントを変更する [ すべて ]
4. インストール設定サマリーを表示する
h. ヘルプ
b. 前のメニューに戻る
q. 中止
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オプションを入力するか、Enter を押してデフォルトを選択してください。 [1]:
Enterを押します。
——————————————————————————–
必要条件をチェックしています。しばらくお待ちください…
——————————————————————————–
ステップ: 5 / 6 | インストール
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各コンポーネントは個別にインストールされます。インストールをキャンセルしても、
完全にインストールされたコンポーネントはシステムに残ります。システムおよび選択
したオプションにより、インストールにかかる時間は異なります。
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インストール中: インテル(R) C++ コンパイラー XE 12.1 Update 5 (インテル(R) 64)
コンポーネント… 完了
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インストール中: インテル(R) デバッガー 12.1 Update 5 (インテル(R) 64)
コンポーネント… 完了
——————————————————————————–
インストール中: インテル(R) マス・カーネル・ライブラリー 10.3 Update 11
(インテル(R) 64) コンポーネント… 完了
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インストール中: インテル(R) インテグレーテッド・パフォーマンス・プリミティブ
7.0 Update 7 (インテル(R) 64) コンポーネント… 完了
——————————————————————————–
インストール中: インテル(R) スレッディング・ビルディング・ブロック 4.0 Update 5
コアファイルとサンプル コンポーネント… 完了
——————————————————————————–
Enter キーを押すと続行します。
Enterを押します。
ステップ: 6 / 6 | 完了
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インテル(R) Composer XE 2011 Update 11 Linux* 版 を
ご利用いただきありがとうございます。
サポートサービスは、製品のインストール時またはアクティベーション時に開始されま
す。サポートアカウントを作成して、サポートサービスを活用してください。無償の製
品アップデート、インタラクティブな問題管理、テクニカルサポート、サンプルコー
ド、ドキュメントを利用できます。
サポートアカウントを作成するには、サポートサービスの Web サイト
(https://registrationcenter.intel.com/RegCenter/registerexpress.aspx?clientsn=N5
D5-MMB63CW3
インテル(R) Composer XE 2011 Update 11 は次の場所にインストールさ
れます。
/opt/intel/composer_xe_2011_sp1.11.339
– 次のいずれかの方法で、ターミナルウィンドウの環境変数を設定してください。
(32 ビットのプラットフォームを使用している場合は、”intel64″ を “ia32” に
変更します。)
csh/tcsh の場合:
$ source install-dir/bin/compilervars.csh intel64
bash の場合:
$ source install-dir/bin/compilervars.sh intel64
コンパイラーの起動コマンドは次の通りです。
C++ の場合: icpc
C の場合: icc
Fortran の場合: ifort
– ヘルプは、-help オプションまたは man コマンドを使用して表示します。
– 次のファイルにドキュメントの一覧があります。
install-dir/Documentation/ja_JP/documentation_c.htm
また、動画や追加のトレーニング情報を www.intel.com/software/products から入手
できます。) を参照してください。
——————————————————————————–
q. 中止 [デフォルト]
——————————————————————————–
オプションを入力するか、Enter を押してデフォルトを選択してください。 [q]:
Enterを押します。
以上で終わり。
iccを使うためには環境変数を読むように設定しないといけないのですが、自動で設定してくれるスクリプトが用意されています。
# source /opt/intel/composerxe/bin/compilervars.sh intel64
と入力すると読み込んでくれますが、ログインのたびに入力するのが面倒なので、.bashrcに書き込んでしまいます。
# vi /root/.bashrc
以下の行を追加
source /opt/intel/composerxe/bin/compilervars.sh intel64
ライブラリも読み込んでくれないとエラー出て困るので追加します。
# echo /opt/intel/composerxe/lib/intel64 > /etc/ld.so.conf.d/icc.conf
# ldconfig
インストール後の確認
# icc -v
下記のような出力がされたらOKです。
icc バージョン 12.1.5 (gcc バージョン 4.4.6 互換)
iccでコンパイルする時は環境変数を変更しておきます。
# CC=icc;export CC
なんか適当なコードを./configureしてmakeしたらいいと思う。
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