Linux 統合サービス2.1のインストール

Hyper-V Linux統合ドライバ2.1のインストール方法が大体固まってきたので
前回のいい加減な手順から修正しました。

ホストOS
Windows2008Server R2 Enterprise

ゲストOS
CentOS5.5 32bit
例によって今回も32bit版ですよ。

とりあえずレガシーネットワークアダプタを追加して外へ出れるようにしておきます。
お好みの構成でCentOSをインストールしておきます。

これらの操作はリモートデスクトップ経由でホストOSから操作しますが色々な制約があるため、GUI操作は使用しないようにします。
そのため、CentOSのインストールもテキストモードで行いました。
最初にlinux textでインストールした方が楽かもしれません。

ドライバインストールの関係でgccやkernel-develが必要ですので先にインストールしておきます。
# yum -y install gcc glib make kernel-devel
ついでにパッケージのアップデートをしておきます。
# yum -y update
終わったら一旦再起動します。
# reboot

Linux 統合サービス2.1のISOイメージをマウントします。
ゲストOS側でイメージのマウントをします。
適当に/mntにマウントポイントを作ってマウントします。

# mkdir /mnt/cdrom

# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom

マウントできたらISOイメージの中身を適当にコピーします
# mkdir /root/linuxicd21
# cd /mnt/cdrom
# cp -r ./* /root/linuxicd21

コピー先の中に入ります
# cd /root/linuxicd21/

Linux 統合サービス2.0の頃とは違ってmakeコマンドでインストールできます。

# make
Building all modules…
make -C /lib/modules/2.6.18-194.26.1.el5/build SUBDIRS=/root/linuxdriver21/src modules
make[1]: ディレクトリ /usr/src/kernels/2.6.18-194.26.1.el5-i686' に入ります
CC [M] /root/linuxdriver21/src/BlkVsc.o
CC [M] /root/linuxdriver21/src/osd.o
CC [M] /root/linuxdriver21/src/blkvsc_drv.o
~うんたらかんたら~省略
Your system supports the timesource driver, including driver in the build

ここまで出たら多分make成功です。
次はインストール

# make install
Building all modules...
make -C /lib/modules/2.6.18-194.26.1.el5/build SUBDIRS=/root/linuxdriver21/src modules
make[1]: ディレクトリ
/usr/src/kernels/2.6.18-194.26.1.el5-i686′ に入ります
Building modules, stage 2.
MODPOST
make[1]: ディレクトリ `/usr/src/kernels/2.6.18-194.26.1.el5-i686′ から出ます
~うんたらかんたら~省略
/etc/init.d/vmbus start
Starting vmbus: [ OK ]

終わったら一旦再起動します。
ネットワークドライバが認識されていたらOKです。
seth0とか出ているのがHyper-VのNICですので、この時点でレガシーネットワークは消してもおk。
DNSとかの設定はレガシーNIC方に付いていると思うので、再度設定してください。
(setupコマンドとか使って)

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